「比べるなら昨日の自分と 信じるなら今日の自分を」
この言葉を思いついた頃、私はよく周りの人と自分を比べていました。
誰かの成功を見て焦ったり、誰かの笑顔を見て落ち込んだり、
「自分はまだ足りない」と、勝手に心をすり減らしていたのです。
けれど、ある日ふと気づきました。
比べる相手を間違えていたのだと。
本当に比べるべきは、昨日の自分でした。
昨日より少しでも前に進めたか。
昨日より少しでも優しくなれたか。
昨日より少しでも自分を大切にできたか。
その積み重ねこそが、静かだけれど確かな成長だと気づいたのです。
そしてもうひとつ、大切なことがあります。
信じるべきは、今日の自分だということ。
昨日の失敗や後悔は、今日の自分を弱くするためにあるのではなく、
今日の自分を強くするために存在している。
今日の自分は、昨日の経験を抱えながら、それでも前に進もうとしている。
その姿こそ、信じるに値すると思ったのです。
だからこの言葉は、誰かを励ますためというより、
まずは自分自身に向けた静かな宣言でした。
比べるなら昨日の自分と。
信じるなら今日の自分を。
その積み重ねが、未来の自分を美しく育てていくと、私は信じています。
